会話ははじめの4分がすべて 第2章「相手が勝手に好きになってくれる 雑談を「聞く」技術」
前回の続きで、第2章を。
箱田 忠昭【会話ははじめの4分がすべて】
※画像出典:amazon.co.jp公式
「嫌わない」聞き方のために
無意識に「興味がない」ということを示していません、、??
貧乏ゆすり、退屈な空気管を出すなど明らかに興味のない雰囲気を出すと、
自然と相手には嫌われてしまいます。
だからこそ、相手の話を聞くときは意識することが大切。
そして、かならず最後まで聞く。
「あいうえお」、「ハヒフヘホ」
「あいうえお」
あ = あっ、そうなんですか??
い = いや、驚きました!
う = うわー、本当ですか?
え = えーっ、それはすごいですね!?
お = おー、そうなんですか!?
魔の取り方や感情の入れ方、メリハリも意識するとさらにナイスですね。
「ハヒフヘホ」
ハ = ハハア、そうなんですか??
ヒ = ヒャー、驚きました!
フ = フーン、なるほどね。
へ = ヘーッ、そんなことが!
ホ = ホーッ、納得です。
顔にあらわれる
アイコンタクト
「目」には自分の感情が宿ります。
相手の目を見て、「興味がありますよ」ということを必ずしめすこと。
日本人は相手の目を見て話すが苦手ではありますが、
口下手である人ほど、目力を発揮して興味を示すこと。
目指すは「良い聞き手」
スマイル
笑顔をつくれない人は失敗する
これにつきます(笑)
笑っていない医師は「医療ミスで訴えられる確率が2倍」というデータがあるようです。
うなずく
うなずきながら話を聞いてもらえると、
相手が話す時間が伸びていきます。
これは「きちんと話を聞いてくれている」という感覚が相手に芽生えるから。
しっかり首を縦に振り、相手に興味があること示す。
メモの効果
「おいしいご飯のお店があるんだよね」と
相手に言われたときに
「へえ~、ぜひ行ってみたいです!何てお店ですか??」
そしてすかさず手帳にメモの準備。
これをやるだけで相手に好印象を与えます。
ひたすらにメモを取る「メモ魔」になりましょう(笑)
80:20の法則
自慢話を楽しく聞く。
・相手をいい気分にさせる
・相手に好意を持ってもらえる
・相手に同意してもらえる
などいいこと尽くし。。!
80%相手が話し、20%自分が話す
これを目指すと、好意、好感、好印象を獲得できます。
・心から関心を示して聞く
・自慢話を引き出す質問をして、心からほめる
ダメな例↓を一つ。。
自分:ハワイに行ったんですか??
相手:うん、すごく楽しかったよ!
自分:じつは僕もハワイに去年行きまして、かなり楽しく手ですね、、~~~
相手の旅行の話を聞かずに、自分の旅行の話に持ち込んでいます。。。
自分のことではなく、相手のことを話題にする。
これにつきます。
褒められたら褒め返す
相手の自慢話は必ず褒めて聞く!
そして、自分が褒められたら、
自分の自慢話はだめ×××。
必ず相手の話題に切り替える!
説教への対処法
説教モードへの対処法3つ
・クッション
・遠まわし否定法
・疲労消耗法
まず、クッションは、まず相手の主張を受け止める。。。
余計な反論をせずに、相手の主張を認め続ける。
相手は張り合いがなくなり説教をやめていきます。
次に、遠まわし否定法とは、
「~~くん、いいかげんにしてください。。~~の件が、、」
に対して、
「そんなことはありませんよ!私はちゃんとやっております。なぜなら、、、」
と反論すると、まあ大変。
必要なのは「謝罪」と「事実の報告」、「解決策」のみ。
即座に切り返すことはしがちなので気を付けたいですね。。。
最後に、疲労消耗法です。
解決策は、「話さないでひたすらに聞く」
相手の言葉に対して、「聞いております」「反省しております」、、など。
相手の目を見てゆっくりうなずく。
そのうちに、相手は疲れて説教を切り上げます。微妙な空気の沈黙に耐えられれなくなるからです。
以上が第2章の内容です。
次は第3章の内容を書こうかな、と。