くしだんご

ひとまず気楽に自分らしく

会話ははじめの4分がすべて 第3章「「ノー」を「イエス」に変える好感度UPの雑談術」

前回の続きで、第3章を。

箱田 忠昭【会話ははじめの4分がすべて】

[箱田忠昭]の会話ははじめの4分がすべて

※画像出典:amazon.co.jp公式

相手を「イエスマン」にする

ダメな例:
「OOさん、今日は高級そうな赤色の靴はいていますね!」
というと、相手は反射的に
「いえいえ、そんなことないですよ」(ノー)
と答える人が多いかと。

最初の質問に主観を交えない。

「OOさん、今日は赤色の靴なんですね」
といえば、
「はい、そうなんですよ」
に対して、
「今のスーツにもあって、とても似合っていますよ」
と言ってほめる!

コツは、はじめの質問に「イエス」と答えてもらうこと!

習慣的否定反応をやめる

自分が否定されるのを極端に嫌がる一方で、
自分は他人をすぐに否定する。。。

これを直していきたいですね。

「最近、引っ越したんだって?」
「はい、そうなんですよ」
「どの辺に住んでいるの?」
「~~町付近です」

ときたら、

「~~町!あの辺便利よね~。車とかで~~にすぐアクセスできるし」

と返せば100%肯定。

否定的な反応はネガティブなことをいうこと。。

人から信頼される人は、思い返せば肯定反応ですね。

100%イエスマンでも説得できる

①まずほめる
②ほめた理由を言う
③答えやすい質問をする
④もう一度別の観点からほめる

①「きれいな職場ですね~」
②「先ほど御社の方が、床に落ちているごみを無視せずにちゃんと拾ってらっしゃたんですよ」
③「みなさんマナーがしっかりされていらっしゃいますね~。何かそういった研修の場でもあるのでしょうか?」
④「道理で皆さん、マナーが身についているんですね。こういった素敵なカルチャーのある企業様であるのも、~~さんのような方がいらっしゃるからですね。ちなみに、マネジメント層への研修とかのご予定はございますか?」

という流れで話を進めていくと、自分も相手も互いに否定せずに続きます。

エス・バット法は禁止

「いいね~。でも

この後には反対意見が続きますね。。この会話をすると、せっかく「いい」とほめた対象を下げてしまいますね。。

「いいね~!それ初めて見た!え!どうやって見つけたの??」

否定せずに会話は続きます。
印象が変わっていくのも、文言一つなんですね。
ちなみに、相手の会話に100%のリアクションはとても大事。

かっこつけた自分のことは誰も見ていない。むしろ、明るく元気な方がいいですよね。

反論しないで同意させる

クッションで受ける:反論への対処①「そうですね」

相手の反論や反対意見を乗り越えるには、まずは賛成する!
ソフトに肯定することがコツ。

「そうですね。そのように思われるのが一般的ですよ」
「はい、確かにそういった側面もあると思います」
「なるほど、確かに鋭いご質問ですね」

など、相手との一体感がたいせつ。

成功事例を挙げる:反論への対処②「じつはOOさんも」

クッションで受けた後に、
「そうなんですよ。~~でして(クッション)。
じつは、、、」
という流れにします。

「そこで」、「じつは」、「ところで」などを使って、肯定的に接続詞を活用しましょう!

「じつは、~~さんや、~~さんも、皆さん同じようなご意見をお持ちです。ところが、今となっては(ここにうまくいった例)」
を入れ込むと不自然にならないです。

成功事例をたくさん準備して、
「あなたがいいという製品」は「あなた以外もいいと言っているのか」という疑問を解いてあげる。

理由を説明する:反論への対処③「と申しますのは」

製品や商品なりの良さを説明します。本書に書かれている商品例でいくと、
「品質の良さから、まず(他社と何が違うのか)。さらに、(もっと主張したいところ)。なので、(締めのおすすめポイント)。」
という流れが乗っております。

相手を上手に批判する方法

結論は、「わたし(I)」を主語にする。

ダメな例:
「お前はダメだな。。」
「あなたはいつもそうやって、、、」

ではなくて、

いい例:
「連絡来なかったから心配していました。本当は早めに連絡くれるとわたしはすごくうれしいのだけど。」
相手のことは否定していませんが、これは相手の反省を前提にしています。

そんな時は相手の頭を使ってもらうのもコツかなと、
「ミスしちゃったときは、すぐに連絡するほうが困らないと(わたしは)思う。どうかな??」

相手も人間なので、直接批判ではなく「相手自身」から言葉が出てくるように心がける!

 

最後の第4章は、具体的な話術が書いてあります。
こちらは今回は割愛しますが、とってもためになります!
『雑談にも構成がある!』。。これは意識していませんでした。