転職の思考法 第1章
ほんとに衝撃。。
何となく感じている職に対するもやもやした気持ち。
この本が代弁してくれたかも。
ふとしたときに薦めていただいた本、すぐに買って読んでみた。『軸』とは何か。
北野 唯我
【転職の思考法】
※画像出典amazon.co.jp公式
このまま会社にいていいのかな。。
わたしはこの疑問を感じることがありますが、皆さんはどうでしょうか。
特にミレニアル世代、Z世代の価値観に対して、
企業の体制があっていない場合、ふとした時に感じることがあります。
橘 玲さんの「働き方2.0 vs. 4.0」を読むと、日本は頑張って成果主義に
移行しようとしていますが、世界はそこの枠はとうの昔に超えています。
働き方4.0のフェイズに向かう世界。。取り残される日本という構図は
本を読んでいると何となく感じます。
長くなりましたが、、。
「一生食える」を確保する4つのステップ
上司を見ますか?
マーケットを見ますか?
上司を見て生きていく人のゴールは、会社の社長。
マーケットを見て生きている人のゴールは、自分の理想の未来を描ける。
マーケットバリュー
自分も『商品』である。
わたしたちは会社にじぶんを売り込んでいる。
マーケットバリューをはかるには、
① 技術資産
② 人的資産
③ 業界の生産性
を見ます。
まず、技術資産です。価値のなる技術、さらに分解すると
『専門性』と『経験』。
『専門性』は職種に近い。営業、マーケティング、プログラミングなどなど。
一方で『経験』は職種には関係がないものを示します。つまり、ほかの
会社にも展開できるかどうか。
さらに、『専門性』は誰でも学べば取得可能であり、『経験』は汎用化されにくい。
経験が汎用化されることはなかなかありませんが、
専門性は売りたたかれますね。一般的に、多くのひとが『これいいね』っていうものは
すでにコモディティ化されています。
凡人は、『どこで戦うか』が鍵となります。
次に、人的資産です。
「このひとだから」と言われる人がいますよね。「この人が言うのだから」ついていこう。
こう言ってもらえるのが、『人的資産』です。つまるところ、人脈。
年を取るにつれて、超大切になります!!
特に男性は、年齢とともに急激に減少していきます。。
これは橘 玲さんの『幸福の資本論』に書かれています。
最後に、業界の生産性です。冗談じゃなく、年収が100倍異なることがあります。
高給取りのコンサルタントと、凡人の平社員では何が違うのか。。
どんなに技術資産や人的資産が高くても、そもそも伸びない業界に身を
おいていたら、衰退する一方。
『業界の生産性』とは、平均一人当たりどれほど価値を生み出しているのかに尽きる。
『生産性が高い業界に身を置くのか』または『上向きの業界に身を置くのか』の二択しかない。
今の仕事の寿命
①『ニッチ』 他に誰も同じことをしていないので替えがきかない
②『スター』 どんどん同じ仕事をしている人が増えていく
③『ルーティンワーク』 システム化によりだれでも同じ仕事ができようになる
④『消滅』
ニーズが強いからこそ、代替可能になる。
投資家や経営者の立場になると、人が担う部分は極力なくしていくことで代替可能な人間は機械に変えてい行くのがいい。
強みが消える前に、伸びる市場にうつる
のびるマーケットの見分け方
①複数のベンチャーが参入
②既存業界の非効率を突く
100万人が参入しているゲームではなく、これから100万人が参入してくるゲームに入る。
これはその通りですね、、。スマートフォンが出た当時はすぐにははやらなかったけれど、気づけばすべて置き換わっていました。
本当のダイヤモンドは「周りが馬鹿にするが、理屈から考えると正しいこと」に眠っている。
会社選びのコツといいベンチャーを見分けるコツ
会社選びのコツは
・マーケットからの評価
と合わせて、
・自分にとってその環境が働きやすいか
・活躍できるのか
を考える。
ベンチャーを見るポイントは、
・競合は?そして、その競合「も」伸びている?
・メンバーの優秀さ
・同業他社からの評価
良いマーケットには、たくさんのベンチャーが入り込んできているので、
競合がいない、はその業界の伸びを心配すべきなのか、と。
コツは、現場のメンバーだけとの面談をセットしてもらう。その優秀さ・反応を確認する。
企業様を選ぶ基準はたくさんありますが、
・中途採用が活かしてもらえるのか ⇒ 役員クラスのバックグラウンドを見る。新卒ばかりで構成されていないか?
・自分の職種が会社の強みに合致しているのか
可能性を考え始めると、心配になってくることも多いですね。
でも、動きながらこういう視点で探すのだなと覚えていると役に立ちそう。