くしだんご

ひとまず気楽に自分らしく

仕事を有利に進める「質問力」について

「いい質問ですね」って言われる人っていますね。
そもそもいい質問ができる人は、頭がいいのだろうなあって思っていましたが、割と訓練で身に着けられるかもしれないということで、今日紹介するのは

ひきた よしあき【博報堂クリエイティブプロデューサーが明かす「質問力」って、じつは仕事を有利に進める最強のスキルなんです。】

この本は、5日間のトレーニングによって25個のスキルを学べます。
急に25個も覚えられないし、実践もできないので、できそうなところから進めるのが吉となります。
5日間分全部書くと盛りだくさんなので、3日目くらいまで書きます。

◆Day1:「自分に対する質問力」を磨く

  1. 自分を「質問体質」に変える
    「今日着ている服」、「今日食べたお昼ご飯」について、「なぜこれを選んだのか?」と考える習慣を持つこと。
  2. 「クエスチョン・メモ」のすすめ
    頭で考える癖をつけると同時に「書く」ことを通じて、自分の質問のレベルを知ること。
  3. 「どうすれば解決できるか」という考え方
    「どうして」と原因を探るとネガティブな答えが浮かんでしまうから。
  4. 質問とは、相手・対象への好奇心
    「もっと知りたい」という姿勢を示すこと

◆Day2:「聞く姿勢」を磨き上げる

  1. 会話の第一声を質問から始める
    「暑くないですか?」、「お昼ご飯は食べましたか?」等々、簡単な質問から始める。
    これによって、わたしが質問する側、あなたが答える側という構図醸成されます。
  2. 「あなたの話を真剣に聞いています」という信号を出す
    「相手におへそを向ける」、「あごを相手にまっすぐ向ける」、「肩の力を抜く」
    これらを守ったうえで、自分の感情を【相槌】という形で相手に示すと、相手への興味が一層伝わります。
  3. 相手の立場に立って聞く
    相手のことば1つ1つに好戦的(笑)に挑むと口論になります。。
    相手の話を聞き取って、「オウム返し」 → 4秒待つのがいい。
  4. ペーシングを大切にする
    相手の感情、話のテンポに合わせることで、本音を引き出しやすくなります
  5. 会話全体の7割を聞くことに使う
    「うまく相槌を打つこと」、「相手の話に共感すること」で、傾聴する姿勢を持つ。

◆Day3:5つの「質問の型」で的確な答えを導く

  1. 主語を「あなた」に変える
    自分のことを話しがちですが、あくまでも相手の話を聞くことが大切になり、テクニックとしては「わたしは○○○と思いましたが、あなたはどのように~~」とするといいみたいです。
  2. 5W1Hを取りいれる
    一気にとりいれるのではなく、1つ1つ聞いていくとコミュニテーションが続きます。「いつ」、「どこで」、「だれが」、「何を」、「なぜ」、「どうすれば」をうまく盛り込んで会話したいところです。
  3. 3回深堀する
    先ほどの5W1Hを連発すると、脈略なくなってしまいます。
    なので、自分で気になったテーマがあれば、それについて3回くらい深堀するのがいいみたいです。
  4. 【現実】と【理想】の差を使う
    (1) 現実を認識
    (2) 理想を語る
    (3) その落差を埋めるためにどうすればいいか考える
    この手順を一緒に進めていくことでいい答えが導き出されます。
    「もし、何の制約もなかったら」をうまく使うと有効みたいですよ。
  5. 「起承転結」に当てはめて質問
    前提 → 質問内容 → 意見 → 相手に答えてほしいポイント
    の順が相手にとって答えやすい例になります。

このあたりがトレーニングとかコツになっています。
頭でわかっていても、割と実践するとできないこととかがあります。。
特に急いでいるときとかには(汗)
でも、トレーニングして話したい人になってもらえるように精進するしかないかなと。

ここに記載しませんでしたが、
Day4:「裏質問」で相手の本音を引き出す
Day5:「巻き込む質問テクニック」で自分の意見を通す
など、結構実践的な内容が載っていて、読みやすい本だなと感じた次第です。

それでは、ありがとうございました(/・ω・)/