くしだんご

ひとまず気楽に自分らしく

いま君に伝えたいお金の話

お金に対するイメージってどういったものでしょうか。
じつは幼少期の教育によってお金に対する考え方は形作られる場合が多いです。
本書は、村上 世彰さんが
『もっとみんなが上手にお金と付き合えるようにならないと、
この国がダメになってしまう』
と思い書いてくださったものになります。

村上 世彰
【いま君に伝えたいお金の話】

お金の『機能』

①価値の交換
②価値の尺度
③価値の保存
こういった便利な機能を持った『道具』です。
お金による争いごとは、お金が原因ではなく扱う人の考え方が原因。

村上さんからのチップ

【自立するにはお金が必要】

お金はそんなにいらない?
でも光熱費、家賃、今着てる服など、日々の暮らしの中でお金がかかっていないものはないですね。

【やりたいことにはお金が必要】

遊び、夢、趣味など、何でもいいですが、自分の将来のために自由にできるお金があることは心身の健康につながります。

【困ったときに、お金は自分を助けてくれる】

いざというときに使えるお金がないと、日々の生活が立ち行かなくなります。
そして、もし急に働けなくなったら、自分の収入源はどうなるのか…?
社会のシステムを理解すると、自分の問題意識も変わってきます。

【お金があれば、人を助けることができる】

自分のためだけでなく、
人のためにお金を使うことができたなら、それは一番幸せなこととなり、
結果人生を豊かなものに変えてくれます。
 

働き方が変わる

【もはや「会社員は気楽な稼業」ではない】
昔の日本は『日本的雇用慣行』という言葉に代表され、
『終身雇用』を前提とした社会でした。
そういった世の中が変わってきていて、
その中で
◆自分の人生は自分で守る
◆会社に勤めないという選択肢
◆自分で新しい仕事を創る
といった選択肢をとる人が増えています。
しかし、著者 村上さんが注意しているのは
イデアのほとんどがものにならないということです。
ジョブズザッカーバーグが何度もトライして成功したように、
すぐに形にならずともいつかは人の役に立つと信じて続けることが大切になります。

とっておきのお金の使い方

もし数十億の人が、一人100円ずつ寄付したとしたら、
巨額の資金になることがわかります。
つまりみんなの力を集めて世の中のためになるように生かした時に
大きな力を発揮します。
多くの人が
『何が自分にとって幸せなのか』を常に考えることが、
『お金に振り回されずに、上手に向き合って生きていく』
これが一番の秘訣なります。