くしだんご

ひとまず気楽に自分らしく

変化できる人

赤羽雄二先生の本。ゼロ秒思考を実践して、頭のキレは鍛えられるという言葉を信じます。

赤羽雄二先生については↓
ブレークスルーパートナーズ(株)のマネージメントディレクター!
マッキンゼーで14年間勤務され、培ってきたメソッドを教えてくださっています!
もと元理系のエンジニアであり、経営戦略の立案・実行支援に携わっていらっしゃる方です。
著書は非常に実践的、、!

赤羽 雄二
【変化できる人】

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こだわりが強くて、人の話を聞いているときに、
まず、「でもそれはさあ」などの言葉がでがちだった自分を内省します。。。

変化できる人が有利な点

技術の発展で仕事がなくならない

起きたことに右往左往されない

人間関係がうまくいく

などなど、思えばいいことづくし

変化できる人とは

変なこだわりを持っていない

私の解釈ですが、納得感を持てるレベルの知識を持ってから判断をするようにする。
知識が不足している状態で、判断ができないことを理解している。

反応的な対応をしない

これも私の解釈で、出来事に対してすぐに感情的になると、
必要な情報処理が頭で行われなくなります。

冷静に受け止めて、以前の自分と異なることに抵抗を感じないようになれるかどうか。

自分の考えを持ったうえで、動くことができる

納得感を持ったら、とりあえず動いてみることができる。
大事なのは「くよくよしない」ことらしいです汗
変わるって難しいなって感じますが、動いてしまえば割と自動操縦になっていく気もします。

変化を恐れてしまう理由

思い込み

「自信がない」→「自信がないと思い込んでいる」

「自分の柄ではない」→これについては、行動制限を自分で設けている以上、ほぼ趣味の領域みたいです汗

「癖」

変わらない大きな理由はないにもかかわらず、
「やったことがない」「成功するかわからない」などの理由で止まってしまう。

考えてみれば良さがわかる

間違いないこと。。

やってみるから良さがわかる。やってみないとわからない。

勝ち負けの発想をやめる

自分への戒めも込めて。
受験やテストとかを乗り越える。

そのレールの上を十数年生きてきたから、何となく価値基準が「勝ち負け」になってしまっているのかも。

勝ち負けでせずに、「相手のために」を思って行動することを念頭に置きたい。

終わりに、

本を読んでいて、すごくいいなあって思ったことを書きたい。

変化できる人はなにをしていても楽しい

言われてみれば確かに(笑)
毎日、昨日よりも進歩したなって思える環境は割と大切かも。

変化の大きさは人によって違うかもしれないけど、”たまたま”やってみたことが明暗を分けるらしい。

きっかけってすごく小さなことで、ちょっと行動に移したことが大きく自分に影響してくれるものになるかも。

「柔軟さ」と本書には書かれていますが、とりあえずやってみるって大切だなと。

変化が得意な人から刺激を受ける

変化していくことが得意、まったく苦に感じていない人に引っ張られると、よけいなことを考えなくなるようです(笑)

部活で仲間と切磋琢磨した感覚ですね。

本書には、「心の迷いをなくす方法」も書かれています。
変化の鍵は、「好奇心」。

自己満足ではない「徹底的に聞く」技術

赤羽先生の本。

数々のメソッドが本書で取り上げられています。

赤羽 雄二
【自己満足ではない「徹底的に聞く」技術】

[赤羽雄二]の自己満足ではない「徹底的に聞く」技術

※画像出典amazon.co.jp公式

人の話が聞けない...

さえぎってしまう...

早く終わらんかなあ(笑)...

こういったことを考え始めたら、相手は話す気がしません。。。
会話が続かないのではなく、自分が先に幕を下ろしているので、
相手がわざわざその幕を上げてくれることはありません。。

真剣に、徹底的に聞く技術!

何よりも「アクティブリスニング」

先入観を持たずに話を聞いていく姿勢は、大人になるほど忘れてしまった気がします。
何となく自分の知っている範囲に落とし込みたくなる。

アクティブリスニングをすると問題の全体が把握できる

問題把握にはまず聞くこと。
その中で、「この点はどうだろう」「あの点はどうですか」といった質問をしていく。

すると、
自分自身の整理につながるだけでなく、
相手の考えの整理にもつながります。

どこまで聞けばいいのだろう??

これは、聞いた話を誰かにわかりやすく説明できるかどうか

が基準になります。

質問するときに多角的にって言葉をよく聞きます。
多角的に物事を見て、問題の本質を見抜く力は人と話す中でしか生まれないのかも。

「だとすると」「そうすると」の質問を繰り返す。

ひたすら聞く、そして相づち

アクティブリスニングの鍵は、

ひたすら聞く × 相づちを打つ × 疑問があったら躊躇なく聞く

ひたすら聞く:相手のことを思って聞く!うわの空であることが分かった時点で相手は話したくなくなります。
・何を考えているいるのだろう
・何を伝えようとしてくれているのだろう
・何は注意深く避けてくれているのか
・何は不注意で説明不足なのか
考え続ける!

相づちを打つ:抑制のきいた相づちを打つ!リアクションがない壁にひたすら話したい人はいません。。
大げさにしなくてもいいですが、全力で反応する。話しやすい場を作る。

疑問があったら躊躇なく聞く
・適切な疑問を持つ:相手の本やブログに書いてあることは事前に調べる。そのうえで真剣に聞きたいことを聞く。
・躊躇なく質問する:注意点は「質問によって話の腰を折らないか」です。タイミングを間違えると、盛り上がった空気が下がってしまいます。
・的確な質問をする:相手との問題意識の近さが鍵!立場や経験が異なっているので、お互いに知らないことを教え合う関係性に触発されます。

私たちの「理解」とはどうなっているのか

その分野の知識量 × 集中度 × 理解力

この3つの掛け算によって、変わります。
知識量は「好奇心」!普段から、知らないことを知りたいと思って調べる姿勢。

集中度は「目の前の方に集中すること」!晩御飯なにたべようかなとか考えない!

理解力は「頭の良さ」!これは鍛えられます。

最後に、

最近はわたしも朝に必ず実践しているのですが、「A4メモ書き」と「ゼロ秒思考」。
「頭の良さ」は鍛えられると赤羽先生は書かれていますが、
その鍵となるのが「A4メモ書き」の実践です。

絶対に1分で一つのテーマを書き終えると考えると、今は苦労しています。。
ただ、習慣にしてしまえばハードルはさがるかな、と!

本書には具体的にメモ書きをするタイトル例がいくつも載っています。
内容が濃くて書ききれないです。。
タイトル例のワークは毎日続けていきます。

瞬時に切り返す会話術

赤羽先生の本。

会話に詰まって「ん??」みたいな空気にしたくない。。

人との会話において、すぐに切り返すことは将来的に持つべきスキルの一つと感じています。わたしも勉強していきます。

赤羽 雄二
【瞬時に切り返す会話術】

[赤羽 雄二]の瞬時に切り返す会話術

※画像出典:amazon.co.jp公式

人につっこまれたとき
会場で発言を求められたとき

なぜ詰まってしまうのか。。。

思考が表面的になる理由

この原因としては、メディアに出ている情報のみをうのみにしています。

海外の記事、ニュース、本などから情報をとっておらず、
自分の目で見た情報が少ない。。

何となくの印象ではなく、いったん自分の目で見てみること、その習慣をもつ。
その結果「表面的でない」発言が準備できます。

普段から考える癖を持つ

どうして?
もし~~だったら
どうすれば~~を~~できるのか

この時に大切なのが『好奇心』

興味ないし、、とか言いがちだった自分を反省ですね。。
0の情報から判断できるわけがないですよね。。汗

質問に対してどのように準備するか

普段、知らない単語を見た時とか、もしくは単語としてはよく知っていることに
対して「調べる」という作業が必要。

そしてなおかつ、質問をゆったりと待ち構える。

急な発言を求められても「発言予定メモ」に追加していく!

このメモはこれまで作っていませんでした。。発表用のメモ書きばかりで、
自分が聴衆のときにこの準備をすれば、「参加者意識」も高まりそう。

即答は相手に安心感を与える

即答に活躍するのも、「発言予定メモ」!

相手の発言・質問に対して間髪入れずに
「はい、その通りです。実際に~~」
「仰る通りですね。その懸念点がありますので、私としては~~」

このようにすぐに切り返すことで、安心感が生まれます。

あえてゆっくり話を切り出すタイミングもありますが、
常にそのスタイルをとってしまうと安心感を与えないようです。

質問に対しての分析

1.質問そのもの。「文字通り」
2.質問を通じて伝えたい内容
3.その背景の質問者の本当の意図

この3層に分けるという考え方はこれまで行ってきませんでした。。!

何となく、文面のみ伺っていたかも。。相手の意図までくみ取るところが
アクティブリスニング!の実践。

最後に、

本書に書かれていることの中で、
『問題把握・解決力』がポイントしてあげられています。

問題の本質を見抜くために必要な考え方、さらにその思考力を鍛える具体的な
方法が書かれています。

『仮説思考』の大切さもポイントです。
優秀な方々はすでに実践されていると思いますが、
頭が凝り固まっているなあって思う方(私も。)はぜひ。

具体的な仮説のステップはに書かれています。

赤羽先生の本は、実践に移していくエッセンスが満載ですね!

転職の思考法 第2、3章

前回の続きで第2、3章を。

北野 唯我
【転職の思考法】

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『転職は悪』とは、どういった人が言う言葉か

「転職は悪」?こういった雰囲気がある会社はまだ根強く残っている気がします。

転職をしなさい、という話ではなく『新しい選択肢を手に入れる努力を放棄した人間』になることは避けないといけない、ということらしいです。

選択肢がないと「小さな嘘」をつく

必ずしも「現状を変えなくてはいけない!」と思う必要はないけれど、
選択肢を持っておらず思考停止に陥ることは避けなくてはいけません。

上司や会社に対して、いつでも辞めるという選択肢を持ったうえで、
対等に接することが大切

会社が「居場所」になると、手段の目的化が起きる

「ここで働き、ここで稼ぎ、ここで生きていくしかないのだ」

この考え方も一昔前には多くの人が持っていたのかもしれない。
高度経済成長期は誰が何をやっても波のれた時代。

当時は手段とか目的とか考えなくても、流れに乗ればよかったのですが、
成熟社会になると「ゼッタイこれが欲しい」ってものって減りましたよね。。

本書には、
「自分の役職を存続させる」ために「会社をコントロールする」上司が描かれています。

現実にあるのか否かはおいておいて(笑)
これは『手段の目的化』が起きていますね。

『消去法』で会社にしがみつくのは、選択肢を取り間違えています。

あなたがいなくても会社は回る

転職活動をするときに必ず
「本当に転職してもいいのかな?」
と思う時期が必ず来ます。

その時に、そもそもの目的は?と立ちかえれるか。

単に職を変えるのではなく、生きていく力を養いたい、
個人としての力をつけていきたい、など。

成熟した企業よりも、今後自分の価値が高まる業界に身を置くことが大切。

転職といった決断をするときに、周りの人の意見に流される可能性もありますよね。
ただ、
意思決定は、『最も情報を持ち、そこにコミットしている人間が行うべき』

この部分はずらさずに持ち続ける。

最後に、

第4章に書かれている内容は、最終講義とあってかなり濃いです。

仕事が楽しくないものになってしまったのはいつからでしょうか。

どういう人生を歩んでいきたいのかを考えて、その方向性に足を向けることがいっぽになります。

腹をくくって、決めるべき時にちゃんと決めること
選択肢を持った「個人」の強さ

最後の第4章はここでは割愛しますが、本当に内容が良くて、、!
軸を決めきれない人にお勧めしたい本です!

転職の思考法 第1章

ほんとに衝撃。。
何となく感じている職に対するもやもやした気持ち。

この本が代弁してくれたかも。
ふとしたときに薦めていただいた本、すぐに買って読んでみた。『軸』とは何か。

北野 唯我
【転職の思考法】

※画像出典amazon.co.jp公式

このまま会社にいていいのかな。。
わたしはこの疑問を感じることがありますが、皆さんはどうでしょうか。

特にミレニアル世代、Z世代の価値観に対して、
企業の体制があっていない場合、ふとした時に感じることがあります。

橘 玲さんの「働き方2.0 vs. 4.0」を読むと、日本は頑張って成果主義
移行しようとしていますが、世界はそこの枠はとうの昔に超えています。

働き方4.0のフェイズに向かう世界。。取り残される日本という構図は
本を読んでいると何となく感じます。

長くなりましたが、、。

「一生食える」を確保する4つのステップ

上司を見ますか?
マーケットを見ますか?

上司を見て生きていく人のゴールは、会社の社長。
マーケットを見て生きている人のゴールは、自分の理想の未来を描ける。

マーケットバリュー

自分も『商品』である。

わたしたちは会社にじぶんを売り込んでいる。

マーケットバリューをはかるには、
① 技術資産
② 人的資産
③ 業界の生産性

を見ます。

まず、技術資産です。価値のなる技術、さらに分解すると
『専門性』と『経験』。

『専門性』は職種に近い。営業、マーケティング、プログラミングなどなど。
一方で『経験』は職種には関係がないものを示します。つまり、ほかの
会社にも展開できるかどうか。

さらに、『専門性』は誰でも学べば取得可能であり、『経験』は汎用化されにくい。

経験が汎用化されることはなかなかありませんが、
専門性は売りたたかれますね。一般的に、多くのひとが『これいいね』っていうものは
すでにコモディティ化されています。

凡人は、『どこで戦うか』が鍵となります。

 

次に、人的資産です。
「このひとだから」と言われる人がいますよね。「この人が言うのだから」ついていこう。
こう言ってもらえるのが、『人的資産』です。つまるところ、人脈。
年を取るにつれて、超大切になります!!

特に男性は、年齢とともに急激に減少していきます。。
これは橘 玲さんの『幸福の資本論』に書かれています。

 

最後に、業界の生産性です。冗談じゃなく、年収が100倍異なることがあります。
高給取りのコンサルタントと、凡人の平社員では何が違うのか。。
どんなに技術資産や人的資産が高くても、そもそも伸びない業界に身を
おいていたら、衰退する一方。
『業界の生産性』とは、平均一人当たりどれほど価値を生み出しているのかに尽きる。
『生産性が高い業界に身を置くのか』または『上向きの業界に身を置くのか』の二択しかない。

今の仕事の寿命

①『ニッチ』 他に誰も同じことをしていないので替えがきかない
②『スター』 どんどん同じ仕事をしている人が増えていく
③『ルーティンワーク』 システム化によりだれでも同じ仕事ができようになる
④『消滅』 

ニーズが強いからこそ、代替可能になる。
投資家や経営者の立場になると、人が担う部分は極力なくしていくことで代替可能な人間は機械に変えてい行くのがいい。

強みが消える前に、伸びる市場にうつる

のびるマーケットの見分け方

①複数のベンチャーが参入
②既存業界の非効率を突く

100万人が参入しているゲームではなく、これから100万人が参入してくるゲームに入る。
これはその通りですね、、。スマートフォンが出た当時はすぐにははやらなかったけれど、気づけばすべて置き換わっていました。

本当のダイヤモンドは「周りが馬鹿にするが、理屈から考えると正しいこと」に眠っている。

会社選びのコツといいベンチャーを見分けるコツ

会社選びのコツは
・マーケットからの評価
と合わせて、
・自分にとってその環境が働きやすいか
・活躍できるのか
を考える。

ベンチャーを見るポイントは、
・競合は?そして、その競合「も」伸びている?
・メンバーの優秀さ
・同業他社からの評価

良いマーケットには、たくさんのベンチャーが入り込んできているので、
競合がいない、はその業界の伸びを心配すべきなのか、と。

コツは、現場のメンバーだけとの面談をセットしてもらう。その優秀さ・反応を確認する。

企業様を選ぶ基準はたくさんありますが、
中途採用が活かしてもらえるのか ⇒ 役員クラスのバックグラウンドを見る。新卒ばかりで構成されていないか?
・自分の職種が会社の強みに合致しているのか

可能性を考え始めると、心配になってくることも多いですね。
でも、動きながらこういう視点で探すのだなと覚えていると役に立ちそう。

会話ははじめの4分がすべて 第3章「「ノー」を「イエス」に変える好感度UPの雑談術」

前回の続きで、第3章を。

箱田 忠昭【会話ははじめの4分がすべて】

[箱田忠昭]の会話ははじめの4分がすべて

※画像出典:amazon.co.jp公式

相手を「イエスマン」にする

ダメな例:
「OOさん、今日は高級そうな赤色の靴はいていますね!」
というと、相手は反射的に
「いえいえ、そんなことないですよ」(ノー)
と答える人が多いかと。

最初の質問に主観を交えない。

「OOさん、今日は赤色の靴なんですね」
といえば、
「はい、そうなんですよ」
に対して、
「今のスーツにもあって、とても似合っていますよ」
と言ってほめる!

コツは、はじめの質問に「イエス」と答えてもらうこと!

習慣的否定反応をやめる

自分が否定されるのを極端に嫌がる一方で、
自分は他人をすぐに否定する。。。

これを直していきたいですね。

「最近、引っ越したんだって?」
「はい、そうなんですよ」
「どの辺に住んでいるの?」
「~~町付近です」

ときたら、

「~~町!あの辺便利よね~。車とかで~~にすぐアクセスできるし」

と返せば100%肯定。

否定的な反応はネガティブなことをいうこと。。

人から信頼される人は、思い返せば肯定反応ですね。

100%イエスマンでも説得できる

①まずほめる
②ほめた理由を言う
③答えやすい質問をする
④もう一度別の観点からほめる

①「きれいな職場ですね~」
②「先ほど御社の方が、床に落ちているごみを無視せずにちゃんと拾ってらっしゃたんですよ」
③「みなさんマナーがしっかりされていらっしゃいますね~。何かそういった研修の場でもあるのでしょうか?」
④「道理で皆さん、マナーが身についているんですね。こういった素敵なカルチャーのある企業様であるのも、~~さんのような方がいらっしゃるからですね。ちなみに、マネジメント層への研修とかのご予定はございますか?」

という流れで話を進めていくと、自分も相手も互いに否定せずに続きます。

エス・バット法は禁止

「いいね~。でも

この後には反対意見が続きますね。。この会話をすると、せっかく「いい」とほめた対象を下げてしまいますね。。

「いいね~!それ初めて見た!え!どうやって見つけたの??」

否定せずに会話は続きます。
印象が変わっていくのも、文言一つなんですね。
ちなみに、相手の会話に100%のリアクションはとても大事。

かっこつけた自分のことは誰も見ていない。むしろ、明るく元気な方がいいですよね。

反論しないで同意させる

クッションで受ける:反論への対処①「そうですね」

相手の反論や反対意見を乗り越えるには、まずは賛成する!
ソフトに肯定することがコツ。

「そうですね。そのように思われるのが一般的ですよ」
「はい、確かにそういった側面もあると思います」
「なるほど、確かに鋭いご質問ですね」

など、相手との一体感がたいせつ。

成功事例を挙げる:反論への対処②「じつはOOさんも」

クッションで受けた後に、
「そうなんですよ。~~でして(クッション)。
じつは、、、」
という流れにします。

「そこで」、「じつは」、「ところで」などを使って、肯定的に接続詞を活用しましょう!

「じつは、~~さんや、~~さんも、皆さん同じようなご意見をお持ちです。ところが、今となっては(ここにうまくいった例)」
を入れ込むと不自然にならないです。

成功事例をたくさん準備して、
「あなたがいいという製品」は「あなた以外もいいと言っているのか」という疑問を解いてあげる。

理由を説明する:反論への対処③「と申しますのは」

製品や商品なりの良さを説明します。本書に書かれている商品例でいくと、
「品質の良さから、まず(他社と何が違うのか)。さらに、(もっと主張したいところ)。なので、(締めのおすすめポイント)。」
という流れが乗っております。

相手を上手に批判する方法

結論は、「わたし(I)」を主語にする。

ダメな例:
「お前はダメだな。。」
「あなたはいつもそうやって、、、」

ではなくて、

いい例:
「連絡来なかったから心配していました。本当は早めに連絡くれるとわたしはすごくうれしいのだけど。」
相手のことは否定していませんが、これは相手の反省を前提にしています。

そんな時は相手の頭を使ってもらうのもコツかなと、
「ミスしちゃったときは、すぐに連絡するほうが困らないと(わたしは)思う。どうかな??」

相手も人間なので、直接批判ではなく「相手自身」から言葉が出てくるように心がける!

 

最後の第4章は、具体的な話術が書いてあります。
こちらは今回は割愛しますが、とってもためになります!
『雑談にも構成がある!』。。これは意識していませんでした。

会話ははじめの4分がすべて 第2章「相手が勝手に好きになってくれる 雑談を「聞く」技術」

前回の続きで、第2章を。

箱田 忠昭【会話ははじめの4分がすべて】

[箱田忠昭]の会話ははじめの4分がすべて

※画像出典:amazon.co.jp公式

「嫌わない」聞き方のために

無意識に「興味がない」ということを示していません、、??

貧乏ゆすり、退屈な空気管を出すなど明らかに興味のない雰囲気を出すと、
自然と相手には嫌われてしまいます。

だからこそ、相手の話を聞くときは意識することが大切。
そして、かならず最後まで聞く。

「あいうえお」、「ハヒフヘホ」

「あいうえお」

あ = あっ、そうなんですか??
い = いや、驚きました!
う = うわー、本当ですか?
え = えーっ、それはすごいですね!?
お = おー、そうなんですか!?

魔の取り方や感情の入れ方、メリハリも意識するとさらにナイスですね。

「ハヒフヘホ」

ハ = ハハア、そうなんですか??
ヒ = ヒャー、驚きました!
フ = フーン、なるほどね。
へ = ヘーッ、そんなことが!
ホ = ホーッ、納得です。

顔にあらわれる

アイコンタクト

「目」には自分の感情が宿ります。
相手の目を見て、「興味がありますよ」ということを必ずしめすこと。

日本人は相手の目を見て話すが苦手ではありますが、
口下手である人ほど、目力を発揮して興味を示すこと。

目指すは「良い聞き手」

スマイル

笑顔をつくれない人は失敗する

これにつきます(笑)
笑っていない医師は「医療ミスで訴えられる確率が2倍」というデータがあるようです。

うなずく

うなずきながら話を聞いてもらえると、
相手が話す時間が伸びていきます。

これは「きちんと話を聞いてくれている」という感覚が相手に芽生えるから。

しっかり首を縦に振り、相手に興味があること示す。

メモの効果

「おいしいご飯のお店があるんだよね」と
相手に言われたときに
「へえ~、ぜひ行ってみたいです!何てお店ですか??」

そしてすかさず手帳にメモの準備。

これをやるだけで相手に好印象を与えます。
ひたすらにメモを取る「メモ魔」になりましょう(笑)

80:20の法則

自慢話を楽しく聞く。

・相手をいい気分にさせる
・相手に好意を持ってもらえる
・相手に同意してもらえる

などいいこと尽くし。。!

80%相手が話し、20%自分が話す

これを目指すと、好意、好感、好印象を獲得できます。

・心から関心を示して聞く
・自慢話を引き出す質問をして、心からほめる

ダメな例↓を一つ。。

自分:ハワイに行ったんですか??
相手:うん、すごく楽しかったよ!
自分:じつは僕もハワイに去年行きまして、かなり楽しく手ですね、、~~~

相手の旅行の話を聞かずに、自分の旅行の話に持ち込んでいます。。。
自分のことではなく、相手のことを話題にする。
これにつきます。

褒められたら褒め返す

相手の自慢話は必ず褒めて聞く!
そして、自分が褒められたら、
自分の自慢話はだめ×××。

必ず相手の話題に切り替える!

 説教への対処法

説教モードへの対処法3つ
・クッション
・遠まわし否定法
疲労消耗法

まず、クッションは、まず相手の主張を受け止める。。。
余計な反論をせずに、相手の主張を認め続ける。
相手は張り合いがなくなり説教をやめていきます。

次に、遠まわし否定法とは、
「~~くん、いいかげんにしてください。。~~の件が、、

に対して、
「そんなことはありませんよ!私はちゃんとやっております。なぜなら、、、」
と反論すると、まあ大変。

必要なのは「謝罪」と「事実の報告」、「解決策」のみ。

即座に切り返すことはしがちなので気を付けたいですね。。。

最後に、疲労消耗法です。
解決策は、「話さないでひたすらに聞く」
相手の言葉に対して、「聞いております」「反省しております」、、など。
相手の目を見てゆっくりうなずく。
そのうちに、相手は疲れて説教を切り上げます。微妙な空気の沈黙に耐えられれなくなるからです。

以上が第2章の内容です。
次は第3章の内容を書こうかな、と。