くしだんご

ひとまず気楽に自分らしく

瀧本 哲史 2020年6月30日

大好きな著者である瀧本さんの本。
伝説の東大講義。

瀧本 哲史【2020年6月30日にまたここで会おう】

[瀧本哲史]の2020年6月30日にまたここで会おう 瀧本哲史伝説の東大講義 (星海社 e-SHINSHO)

※画像引用元:amazon.co.jp 公式

たった一人のカリスマが生まれるよりも武器を配る

瀧本さんが本を書く理由。
特に「20歳の若者」に対して、次の日本を支える世代が自由人として生きていくために必要不可欠な『教養』を配ること。

◆『わかりやすい答え』を求める?

 ノウハウを提供することは簡単ではあるけれど、意味はなく、一見無関係なことが参照の枠組みを形作ってくれる

◆『言語』が一番大切

 瀧本さんの本では「右手にロジック、左手にレトリックを」と主張されています。
人が一番に学ぶべきことは『言語』であり、どんなにロジックがあっても人には伝わらない。
人に伝えるときだけではなく、言葉を磨くことで事実に対する認識のレベルを上げることができ、自分自身にも良い影響がある。

瀧本さんは本の中で、実際の講義の最後に回答した質問も記載しています。
『質問はへぼくていい』
『たまたま失敗した人を助けよう』
などのテーマを論じてくれています。

自分のリソースを最大限に発揮できていないときに、どう環境を変えたらもっと活用できるかな?と考えるきっかけになります。

瀧本さんの本をいくつか読んだ人は目新しい内容というよりも、全体的に復習できるイメージが強い本です。
ただ、
「8年後の今日、2020年6月30日の火曜日にまたここで再び集まってみんなで『宿題』の答え合わせをしたいんですよ」
の言葉に奮起(?)した人もいたのかな。
「40代になると自分の人生は今の延長線上にしかない」
って思えてくるらしいです。

自分がやり残している『宿題』は何だろう?と考えるきっかけになるいい本だと思います(*'ω'*)